Mokumecho/Digital
ダイジェスト映像(ロングバージョン)
ダイジェスト映像(ショートバージョン)
オリジナル音楽 (サウンドコンポジション:児玉北斗)
NPO法人「芸術家とこどもたち」の事業の一つ「パフォーマンス・キッズ・トーキョー」の2017年度企画の一つとして制作された青木尚哉作品「木目調/デジタル」に、創作過程をサポートしつつオリジナル音楽を制作する形で参加しました。青木氏からは、「夏休み」と「時代を超えた集いの場」をテーマにJAPON dance projectの「Move/Still」以来2回目の音楽制作の機会をいただき、非常にいい経験となりました。
「木目調/デジタル」
築58年になる世田谷区民会館、一目見て浮かんだ言葉は「ハイカラ」である
古くしっかりとした面持ちでありながら、今もなお、くたびれてはいない
打ちっ放しのコンクリートと板の木目との調和は見事である
近代建築の巨匠、前川國男の設計だ
対するプレイヤーは、平成生まれの子どもたち
子ども、侮ることなかれ
大人にしかできないことがあるように、子どもにしかできないこともあるのだ
昭和の巨匠と平成の暴れん坊たちが世田谷で出会う時
その遊び場を創る
これぞ必見 見逃すことなかれ!!
青木尚哉
【日時】平成29年8月11日(金・祝)午後2時 開演
【構成・振付・出演】 青木尚哉(振付家・ダンサー)
【音楽】 児玉北斗
【出演】 小学3年生~中学2年生の子どもたち
【会場】 世田谷区民会館
(作品内で使用したテキストより抜粋)
1959年、世田谷区民会館は建築家「前川國男」の設計によって作られました。
4年後に開催される東京オリンピックへ向けて、とても勢いがあった時期、
54歳だった前川國男は考えました
「人が立ち止まり易くする」
それは「人が集まる場所」となる
そこは時間が少しゆっくりと流れている
私たちはそれを「公園」と呼ぶ
2017年、世田谷区民会館に私たちは立っています。
3年後には、2回目の東京オリンピックが迫っています。
子どもたちと木目調デジタルについて考えています。
「人と人とが交差する」
それは人間が生きてゆくうえで重要な事となる
そこは一人一人が、思い思いの時間を過ごす。
私たちはそれを「連なり」と呼ぶ。
1959年生まれの世田谷区民会館
1973年生まれの私
2004 2005 2006 2007 2008年 生まれの子供たち
2017年 私たちは今、世田谷区民会館の舞台に立っています・・・