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プロフィール

児玉北斗は、ダンス/コレオグラフィーの分野でストックホルム/東京を拠点として活動するアーティストである。幅広いスタイル・テクニックに適応する多才な身体と柔軟な思考を持ち味として、バレエダンサーとして輝かしい経歴を持ちながら、現在はコンテンポラリーな実験的ダンスの分野にて、理論・実践を組み合わせるべく自身のアートを追求している。「近代的身体を形成する言説・イメージと、そこに潜む権力の構造」また「言語行為論・パフォーマティヴィティとダンスにおける主体形成」など、近代以降の社会の基盤としての身体の形成とダンスの歴史性の連関について、自身のバックグラウンドに関わる当事者的な問題意識を持ち続けている。

幼少より両親のもとでバレエを始め、青山学院高等部卒業の後、ヴァルナ国際コンクールにて二位入賞、サンフランシスコバレエスクールに留学。2001年よりアルバータバレエ(カナダ)、レ・グランバレエ・カナディアン(カナダ)、ヨーテボリオペラ・ダンスカンパニー(スウェーデン)に所属、2012年ヨーテボリオペラの年間ダンサー賞受賞。同年よりスウェーデン王立バレエ団にファースト・ソリストとして移籍(現在休団中)。Wim Vandekeybus, Mats Ek, Johan Inger, Alexander Ekmanなど世界的な振付家の作品の創作に参加、初演キャストを務めるほか、Ohad Naharin, Sasha Waltz, Crystal Pite, Sharon Eyalなどのレパートリーでも活躍。2014年ストックホルムでのノーベル賞晩餐会では、スウェーデン王立バレエ代表としてデュエットを踊り、その模様は全世界に中継された。2013年JAPON dance projectを結成、2014年と2016年に新国立劇場の主催による公演を行い、振付・出演しつつ作曲も担当。2015年、韓国Asia Culture Centerでの梅田宏明「Constancy over Consistency」ではアシスタントコレオグラファーを務め、また、照明デザイナーとしても、過去にJerome Marchand, Anabelle Lopez Ochoa作品の照明を担当するなど、ダンスのクリエーションに於ける様々な局面でその才能を発揮している。2017年3月、トーキョーワンダーサイト本郷にて初の単独公演としてソロ作品「Trace(s)」を発表、好評を博す。2015年5月、TOEIC公開テスト990点取得。現在、ストックホルム芸術大学修士課程(コレオグラフィー)在籍、2018年卒業予定。